寒い季節に欠かせない寄せ鍋。高い蓄熱性とデザイン性を誇るストウブで、食卓を温かく華やかに彩りたいですよね。
しかし、ストウブにはココットやブレイザーなど様々な形があり、人数に合わせた最適なサイズ選びで迷ってしまう方は多いのではないでしょうか？
このガイドでは、ストウブを寄せ鍋として使う際に選ばれる主要モデル「ピコ・ココット ラウンド」と「ブレイザー・ソテーパン」を中心に、家族構成ごとのぴったりサイズと重さ、容量を解説。あなたの食卓にぴったりの一台を見つけるお手伝いをします。
ストウブ 寄せ鍋 に最適なサイズは？形状と人数で決める失敗しない選び方
ピコ・ココット
ブレイザー・ソテーパン
ストウブは煮込み料理に優れているだけでなく、その高い蓄熱性が食卓でも具材を冷めにくく保ち、最後のひと口まで温かい寄せ鍋を楽しめます。
寄せ鍋として主に選ばれるのは、定番の「ピコ・ココット ラウンド」と「ブレイザー・ソテーパン」の2種類です。あなたの使い方に合った形状とサイズを選ぶことが成功の鍵となります。
※内容・条件は変更される場合があります。詳細は必ず公式ページをご確認ください。
「ピコ・ココット」と「ブレイザー」の特徴比較
寄せ鍋としてストウブを使う際、どちらの形状を選ぶべきか迷う方も多いでしょう。それぞれのメリットとデメリットを比較し、食卓での使い勝手に合わせて検討してみてください。
| 形状 | 代表サイズ | 寄せ鍋としてのメリット | 寄せ鍋としてのデメリット |
| ピコ・ココット | 20cm, 22cm | 具材が多くても吹きこぼれにくい。万能性が高く、普段使いにも最適。 | 深さがあるため、食卓での具材の取り分けがややしにくい。 |
| ブレイザー（浅型） | 26cm, 28cm | 浅く、口が広いため具材が取り分けやすい。食卓での見栄えが良い。 | 容量に対して口が広い分、煮詰まりやすい可能性がある。 |
【人数別】最適なストウブ寄せ鍋サイズ早見表（モデル別）
迷いがちなサイズ選びは、家族構成やメインで使う人数で決めるのが基本です。各モデルで適したサイズを比較しましょう。
1. ピコ・ココット ラウンド（深型）のサイズと容量
深型で容量が大きいため、具材をたっぷり入れたい場合や、作り置きをしたい場合に最適です。
| 人数 | サイズ（直径） | 容量（約） | 特徴とポイント |
| 2〜3人 | 20cm | 2.2L | 少人数（1～2人）での寄せ鍋、サイドメニューの調理に最適。 |
| 3〜4人 | 22cm | 2.6L | 3〜4人の寄せ鍋に使いやすい標準サイズ。深さがあり、たっぷり調理できる。 |
| 4〜6人 | 24cm | 3.7L | 4〜6人の寄せ鍋に余裕の容量。具材が多くても吹きこぼれにくい深型。 |
| 5人以上 | 26cm | 5.25L | 5人以上の大家族・来客向け。最大容量で大量の具材を一度に調理可能。 |
2. 食卓映え抜群！ブレイザー・ソテーパン（浅型）のサイズと容量
浅く広い形状が特徴で、寄せ鍋やパエリアなど、食卓で取り分けやすく見栄えの良い料理に適しています。
| 人数 | サイズ（直径） | 容量（約） | 特徴とポイント |
| 3〜4人 | 26cm | 3.3L | 4人家族の標準的な寄せ鍋サイズ。具材が取り分けやすい。 |
| 4〜5人以上 | 28cm | 3.7L | 大人数の寄せ鍋、作り置きに最適。重さ約5kgと大きめ。 |
定番の「ピコ・ココット 22cm」は3〜4人家族にも対応できる万能サイズ
ピコ・ココット ラウンド 22cmは、容量が約2.6Lで、少人数（2〜3人）の寄せ鍋に最適ですが、具材の量を調整すれば3〜4人家族の日常使いにも対応できる万能サイズです。
深さがあるため、煮込み料理におけるピコ（突起）の効果を最も実感しやすく、寄せ鍋にも使いやすい標準的なモデルです。
ブレイザー 28cmは「大人数」と「食卓映え」を両立する一台
ブレイザー・ソテーパン 28cmは、容量が3.7L、重量が約5kgと、ストウブの中でも特に存在感のあるサイズです。これが「大きすぎる」と感じるポイントになりがちですが、その真価を発揮するのは「大人数対応力」にあります。
寄せ鍋も4〜5人分を余裕を持って調理可能で、浅い形状が食卓での取り分けやすさや見栄えの良さを提供します。この余裕があるため、具材をたくさん入れても吹きこぼれにくく、調理中のストレスを軽減できます。
寄せ鍋以外で輝く！ブレイザー28cmの多様な活用術
28cmのブレイザーは寄せ鍋だけでなく、そのサイズと浅さを活かして様々な料理に対応できます。
- 大人数のメイン料理: パエリア、大きな肉や魚のソテー後煮込みなどを調理できます。
- 作り置きの煮込み・炒め煮: 深さが無いですが、カレーやシチューなど4〜5人分の作り置きが一度に効率良く作れます。
- 食卓での焼き物: パエリアやアヒージョ、パンを焼くなど、食卓にそのまま出して華やかな演出が可能です。
まとめ：ストウブで失敗しない寄せ鍋サイズの選び方
ストウブを寄せ鍋として楽しみたいなら、まずピコ・ココット、ブレイザーどちらかの形状を決め、その後に「メインで使う人数」と「重さへの許容度」で判断しましょう。
- 3〜4人家族の標準的な寄せ鍋：
- 容量重視なら ピコ・ココット 24cm (3.7L)
- 取り分けやすさ重視なら ブレイザー 26cm (3.3L)
- 5人以上や大量の作り置きをしたい場合：
- 最大容量重視なら ピコ・ココット 26cm (5.25L)
- 食卓映え重視なら ブレイザー 28cm (3.7L)
特に大型サイズは重量が重いため、購入前にキッチンから食卓への移動をシミュレーションすることをおすすめします。最適な一台を見つけて、ストウブのある豊かな食卓を楽しんでくださいね。
