ストウブの鍋の中でも、少し珍しいモデルとして注目されているのがグランドココットです。見た目は定番の「ピコ・ココット ラウンド」に似ていますが、実は高さがあり容量が増えている特別なモデルとして人気があります。
ただし購入を検討している人の多くは、
- 普通のココットと何が違うの?
- 実際の使い勝手は良いの?
- ピコココットとどっちを買うべき?
このような疑問を持っているのではないでしょうか。
グランドココットは、コンパクトなサイズ感のまま容量を増やした深型設計が特徴で、スープや煮込み料理、作り置きなど日常の料理で非常に使いやすい鍋です。一方で、通常のココットと比べると向いている使い方やユーザーも少し異なります。
この記事では、
- グランドココットの使い勝手
- ピコココットとの違い
- どんな人に向いている鍋なのか
を分かりやすく解説します。
購入前に知っておきたいポイントも含めて解説するので、ストウブ選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。。
ストウブ グランドココットの日常使いの使い勝手とは
ストウブの鍋の中でもグランドココット ラウンドは、定番モデルであるピコ・ココット ラウンドの性能をベースにしながら、容量と深さを強化したモデルです。見た目は似ていますが、実際に使ってみると日常の料理で感じる使い勝手にははっきりとした違いがあります。
最大の特徴は、直径はそのままで高さを増やしている点です。また、ストウブ特有の鋳鉄製の重厚な鍋構造により、鍋全体にゆっくり均一に熱が伝わるため、食材の旨味を引き出しながら調理できるのも大きな魅力です。
コンパクトさを保ちながら容量を増やした設計は、まさにグランドココットの最大のメリットといえるでしょう。
※内容・条件は変更される場合があります。詳細は必ず公式ページをご確認ください。
家族の食卓で活躍!グランドココット特有の容量とサイズ感
グランドココット ラウンド 20cmは、標準的な20cmのサイズ感を保ちつつ、高さをプラスすることで、容量を約25%アップさせている点が最大の特徴です。
この約2.5cmの「高さ」が、大容量を実現し、3〜4人家族のおかずスープや作り置きにぴったりです。コンロの上でも場所を取りすぎず、手軽に大皿料理を楽しみたい時に非常に重宝します。
深型構造のメリット|スープ・煮込み料理が作りやすい
グランドココットの使い勝手が高く評価される理由の一つが、深型構造によって汁気の多い料理を作りやすいことです。ストウブはもともと煮込み料理との相性が良い鍋ですが、グランドココットはその魅力をさらに日常使いしやすくした形といえます。
特に相性が良いのは、
- スープ
- ポトフ
- ミネストローネ
- カレー
- シチュー
- 肉じゃが
- 角煮
- おでん風の煮込み料理
といった、具材も汁もたっぷり入れたい料理です。
通常の鍋でも煮込み料理は作れますが、具材をたくさん入れると鍋の上部までいっぱいになり、混ぜにくさや吹きこぼれの不安が出やすくなります。グランドココットは高さがあるため、鍋の中に余白を残しやすく、調理中の安心感が大きいのが特徴です。スープを煮立てるときも、表面に余裕があることで扱いやすく、落ち着いて調理できます。
また、深型の鍋は食材を重ねて入れやすいというメリットもあります。たとえばポトフのように、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ソーセージ、キャベツなどを順に入れていく料理では、浅い鍋よりも立体的に食材を収めやすくなります。大きめに切った野菜も入れやすいため、見た目に満足感のあるごろごろした煮込み料理を作りたい人にも向いています。
煮込み料理では、吹きこぼれしにくさも見逃せません。もちろん火加減によりますが、鍋に深さがあることで沸騰時の余裕が生まれやすく、調理中のストレスを減らしやすくなります。特にカレーやシチューのようにとろみが出る料理は、鍋の中が窮屈だと混ぜるたびに周囲を汚しやすいため、深型であることのメリットを実感しやすいでしょう。
ピコココットとのスペック比較(容量・重さ・人数)
グランドココットとピコ・ココット ラウンドは、どちらもストウブらしい高い調理性能を備えていますが、実際の使い勝手を左右するのは「容量」「深さ」「重さ」「何人分作れるか」といったスペック面です。見た目が似ているため違いが分かりにくいですが、購入後の満足度に直結するのはこうした細かな差です。
まず大きな違いは、やはり容量です。20cmサイズで比較すると、グランドココットは約2.75L、ピコ・ココット ラウンド20cmは約2.20Lとされており、グランドココットのほうがしっかり容量を確保しています。数値だけ見ると差はわずかに感じるかもしれませんが、煮込み料理やスープではこの差が意外と大きく、1〜2品分の余裕や翌日分の作り置きのしやすさにつながります。
さらに、グランドココットは通常モデルより約2.5cmほど深い設計になっているため、容量だけでなく使い方にも違いが出ます。鍋の中に高さのある具材を入れやすく、混ぜるときの余裕も生まれるため、調理中の扱いやすさではグランドココットに分があります。特に、白菜やキャベツをたっぷり使う鍋物風の煮込み、ロールキャベツ、ポトフのような料理では、この深さの差がかなり効いてきます。
一方で、重さはグランドココットのほうがやや重めです。20cmで比較すると、グランドココットは約3.80kg、ピコ・ココット ラウンド20cmは約3.60kg程度なので、差は大きくありません。ただ、ストウブ自体が鋳鉄鍋でしっかり重さがあるため、数値以上に「持ち上げると重い」と感じる人もいます。シンクへの移動や洗浄、収納棚への出し入れを頻繁に行う場合は、この少しの差でも気になることがあります。
対応人数の目安で見ると、グランドココット20cmは3〜4人分程度、ピコ・ココット ラウンド20cmは2〜3人分程度として考えやすいです。もちろん料理によって変わりますが、味噌汁やスープ程度ならグランドココットのほうが余裕を持って作れますし、カレーやシチューでも「家族分+少し残るくらい」の量を作りやすくなります。反対に、夫婦2人暮らしで毎回食べ切る量を作りたいなら、通常のピコココット20cmでも十分な場合があります。
| グランドココット 20cm | ピコココット ラウンド 20cm | |
| 容量 | 2.75 L | 2.20 L |
| 深さの差 | 約2.5cm深い | – |
| 重さ | 3.80 kg | 3.60 kg |
| 対応人数 | 3~4人分程度 | 2~3人分程度 |
| 主な用途 | スープ、煮込み料理、パスタなど | スープ、煮込み料理、パスタなど |
テーブルにそのまま出せるデザイン性
グランドココットの魅力は、調理のしやすさだけではありません。ストウブ全般にいえることですが、そのまま食卓に出しても絵になるデザイン性は大きな強みです。特にグランドココットは、定番のピコ・ココットに比べて少し縦のラインが強調されるため、食卓に置いたときの存在感がより印象的に映ります。
一般的な鍋は、調理器具としては便利でも、食卓にそのまま出すと生活感が出やすいものです。しかしストウブは、重厚感のある鋳鉄の質感と美しいカラーリング、丸みのあるフォルムによって、キッチンツールでありながらサーブウェアとしても成立する鍋になっています。グランドココットもその魅力をしっかり受け継いでおり、煮込み料理やスープ、炊き込みご飯などをそのままテーブルに出すだけで、食卓全体の雰囲気をぐっと引き上げてくれます。
特に相性が良いのは、
- ポトフやミネストローネなどのスープ料理
- ビーフシチューやカレーなどの煮込み料理
- 炊き込みご飯やパエリア風ごはん
- ローストチキンや蒸し野菜を使ったごちそう感のある料理
こうした料理は、鍋ごと出すことで見た目の温かみや特別感が増し、家庭の食事でも少し贅沢な印象になります。
また、ストウブの鍋は保温性にも優れているため、食卓に運んだあとも料理が冷めにくいのが魅力です。見た目が良いだけでなく、温かいまま料理を楽しみやすいので、家族でゆっくり食事をするときにも向いています。特に冬場のスープや煮込み料理では、この保温力のありがたさを実感しやすいでしょう。
グランドココットは20cmでも高さがあるため、見た目にボリューム感が出やすく、食卓の中央に置いたときにしっかり主役になります。大皿に盛り替える手間がいらず、調理後そのままサーブできるので、洗い物を減らしやすいという実用面のメリットもあります。
さらに、来客時や少し特別な食事のシーンでも活躍します。料理そのものを豪華に見せやすいため、難しい盛り付けをしなくても、グランドココットがあるだけで食卓にまとまりが生まれます。つまりこの鍋は、単なる調理道具ではなく、料理をおいしそうに見せる演出まで担ってくれるアイテムでもあるのです。
ストウブ グランドココットは買うべき?向いている人・向かない人
グランドココットは、ストウブの中でも「コンパクトさ」と「容量の余裕」を両立したい人向けの鍋です。見た目は定番のピコ・ココットに近いものの、実際には深さがあることで使い勝手が変わるため、誰にでも同じように向いているわけではありません。
買うべきかどうかは、、普段どんな料理をどれくらいの量で作るのかによって判断するのが大切です。容量に少し余裕が欲しい、でも大きすぎる鍋は避けたいという人にはかなり魅力的ですが、少人数分の調理が中心なら通常のピコココットのほうがバランスよく感じられることもあります。
グランドココットがおすすめな人
グランドココットが向いているのは、単に「ストウブが欲しい人」ではなく、今の鍋では少し物足りなさを感じている人です。特に、20cm前後の使いやすいサイズを希望しつつ、通常のココットよりももう少し余裕のある容量を求める人には、かなり相性の良いモデルといえます。
まずは、家族分の料理や作り置きをよく作る人です。グランドココットは深さがあるため、スープや煮込み料理を一度にたっぷり作りやすく、翌日分まで見越して調理したい人に向いています。たとえばカレー、シチュー、豚汁、ポトフ、ミネストローネなどは、少し多めに作ったほうがおいしく感じることも多く、そうした料理と特に相性が良いです。毎回ぎりぎりの量で作るより、少し余裕を持って調理したい人には使いやすさを実感しやすいでしょう。
また、20cmサイズの鍋では容量不足を感じやすい人にもおすすめです。通常の20cmココットは決して小さすぎるわけではありませんが、具材が多いスープや煮込みになると「もう少し深さがあれば」と感じる場面があります。
さらに、スープ・煮込み料理を作る頻度が高い人にも向いています。グランドココットは深型なので、汁気の多い料理を余裕を持って調理しやすく、混ぜるときや煮込むときも扱いやすいのが特徴です。日々の家庭料理の中心が煮る・煮込む系の人ほど、満足度は高くなりやすいです。
加えて、炊飯や無水調理を1台で幅広くこなしたい人にも向いています。ストウブはもともと炊飯や蒸し煮との相性が良く、グランドココットはそこに容量の余裕が加わることで、食材をたっぷり入れたい場面でも対応しやすくなります。炊き込みご飯、蒸し野菜、煮込みハンバーグなど、食卓にそのまま出したい料理を多く作る人にもぴったりです。
ピコココット ラウンドがおすすめな人
グランドココットは容量に余裕がある便利なモデルですが、定番のピコココット ラウンドのほうが合う人ももちろんいます。
ピコココット ラウンドが向いているのは、まず初めてストウブを買う人です。ピコココットはストウブを代表する定番モデルで、サイズ展開が非常に豊富です。14cm、16cm、18cm、20cm、22cm、24cm、26cmなど選択肢が多く、1人用の小鍋から家族向けまで、自分の生活スタイルに合ったサイズを選びやすいのが魅力です。
また、少人数での調理が中心の人にもピコココットは向いています。夫婦2人暮らしや1〜2人分の料理をメインに作る場合、毎回たっぷり容量が必要になるとは限りません。スープや煮物を食べ切れる量だけ作りたい人には、グランドココットの深さが必ずしも必要ではないこともあります。
さらに、重さを少しでも抑えたい人にもピコココットは候補になります。ストウブはどのモデルも鋳鉄製のため軽量ではありませんが、グランドココットよりは通常のピコココットのほうがわずかに軽い傾向があります。
加えて、用途ごとにサイズを選びたい人にもピコココットはおすすめです。たとえば、炊飯専用に16〜18cm、煮込み用に22〜24cmというように、料理ごとに使い分けたい人にとっては、定番モデルのサイズ展開の多さが大きなメリットになります。
グランドココットの使い勝手に関するまとめ
ストウブのグランドココットは、定番のピコココット ラウンドの魅力をそのままに、高さをプラスして容量に余裕を持たせた深型モデルです。見た目は似ていますが、実際に使ってみると料理の作りやすさに違いを感じやすい鍋といえます。
特に、スープや煮込み料理、カレーやシチュー、作り置き料理など、ある程度まとまった量を作る家庭料理ではそのメリットが活きやすくなります。
一方で、ストウブならではの重量があることや、少量調理では容量を持て余すことがあるなど、使い方によってはピコココットのほうが合うケースもあります。そのため、普段どれくらいの量の料理を作るのか、煮込み料理が多いかどうかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
