エーハイムの外部フィルター「2213」は、吸水・排水ともに12/16mm径の純正のパイプをお使いのユーザー様が多いと思います。
ただ、純正のパイプは見た目の問題があります。
水槽の生活感を消し、水景の美しさを格段に高めるには、ガラスパイプへの交換が最も効果的です。
この記事では、ガラスパイプについて解説。さらに、美しいガラスパイプのメンテナンスが負担になったときのために、ステンレスパイプというもう一つのカスタム選択肢、そしてガラスとステンレスを組み合わせるハイブリッドな使い方までご紹介。
エーハイム 2213のパイプをガラスパイプに交換!美しさを追求するカスタム術
エーハイム 2213ユーザーがガラスパイプへの交換を検討する背景には、「水槽の生活感をなくしたい」「水景の邪魔にならないようにしたい」という願いがあります。
透明でスリムなガラスパイプは、純正のプラスチック製パイプと比べて水槽内で目立たないため、水草やレイアウトの美しさを最大限に引き出すことができます。
※内容・条件は変更される場合があります。詳細は必ず公式ページをご確認ください。また、ガラスパイプは、ご購入の際は必ず製品の仕様をしっかりとご確認ください。
サイズは「12/16mm」と覚えておく
エーハイム 2213のホース径は、吸水・排水ともに12/16mmが標準規格です
ガラスパイプ選ぶ際は、「12/16mmホース用」と明記されている製品を選べば、ホースとの適合性で悩む心配は基本的にありません。
ガラスパイプ交換で得られる3つの大きなメリット
エーハイム 2213の純正プラスチックパイプからガラス製のものへ交換することで得られるメリットは、主に以下の3点です。
- 水景の美観向上:透明でスリムなガラス製は、水槽内の存在感が薄く、水草レイアウトの邪魔になりません。
 - 水の流れの最適化:リリィパイプなどの特殊な形状を選ぶことで、純正パイプでは難しかった穏やかで均一な水の流れを作り出すことが可能になります。
 - 状態の目視確認:パイプ内のコケや汚れの付着具合、水流の状態を外から簡単に確認できるため、メンテナンスのタイミングが分かりやすくなります。
 
U字型から油膜対策まで!水槽タイプ別おすすめのデザイン
ガラスパイプには、水槽の縁にかける部分が一体となったU字型(オーバーフローパイプ)と呼ばれるシンプル形状のほか、特定の機能を持つデザインがあります。
ガラスパイプと言えば、特にADAの「リリィパイプ」は、ガラスパイプの代名詞的な存在となりました。
おすすめ商品一覧
| デザインの分類 | 主な機能と適した水槽 | 
| U字型(シンプル形状) | レイアウトを重視する水槽。水の流れをシンプルに維持したい場合に最適。 | 
| 油膜取り一体型 | 吸水と同時に水面の油膜を自動で除去。見た目の美しさと油膜問題を両立したい場合に人気。 | 
もし水面の油膜に悩んでいるなら、サーフェススキマー(油膜取り)が吸水と一体化したタイプのガラスパイプは、別途油膜取り装置を置く必要がなく、景観を損なわずに問題解決できるため特におすすめです。
美観と耐久性のバランス!ガラスとステンレスのハイブリッド提案
ガラスパイプは美観に優れる反面、「割れやすい」「コケが目立ちやすい」というデメリットがあり、頻繁なメンテナンスが負担に感じることもあります。
そこで注目したいのが、ステンレスパイプ(メタルパイプ)との使い分けです。耐久性が高く、コケが目立たないステンレスパイプは、ガラスに比べてメンテナンスが格段に楽になります。
- ハイブリッドな使い方:
- 吸水側(水槽の奥側):水槽の奥に設置することが多い吸水パイプは、ステンレスパイプを導入することで、メンテナンスの手間と破損リスクを大幅に軽減できます。
 - 排水側(水槽の手前側):水の吐き出し口となる排水側は、レイアウト上、比較的目につきやすい部分です。ここに透明なガラスパイプを残すことで、水槽全体の美観を高いレベルで維持できます。
 
 
美観(透明感)を最優先するなら全体をガラスに、耐久性と手軽なメンテナンスを重視するならステンレスに、そして両方の利点を取るなら、吸水ステンレス・排水ガラスのハイブリッド構成も有効な選択肢となります。
まとめ:エーハイム 2213をアップグレードし、理想の水景へ
エーハイム 2213(12/16mm仕様)にカスタムパイプを導入することは、水槽の景観を一変させる最も効果的で手軽なカスタムです。
規格を間違えず、あなたの水槽に合ったデザイン(ガラス/ステンレス/ハイブリッド)を選ぶことができれば、水草や生体への負担を減らしつつ、水槽全体をワンランク上の美しい空間へと引き上げることができます。
交換のメリットと注意点を理解し、理想のアクアリウムを実現してください。
  
  
  
  