「エーハイム コンパクトオン」は、小型水槽のろ過や水流づくりに欠かせない、アクアリストに人気の高い水中ポンプです。
しかし、「NEW」モデルが登場し、旧モデルと何が変わったのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
特に、旧モデルは終売となっているため、NEWモデルを選ぶにあたり、その進化のポイントをしっかり把握しておきたいですよね。
この記事では、旧モデルとNEWモデルのスペックを比較します。水中ポンプの買い替えや新規導入を検討している方が、安心して選べるよう、購入前に知っておきたいポイントをまとめました。
※内容・条件は変更される場合があります。詳細は必ず公式ページをご確認ください。
エーハイム コンパクトオン NEWの違い!変更されたポイント
水中ポンプの定番「エーハイム コンパクトオン」シリーズにはいくつかの流量タイプがありますが、ここではその中でも最も小型で人気の高いエーハイム コンパクトオン 300とNEWの違いについて見ていきます。
エーハイム コンパクトオン 300の「NEW」モデルは、スペックを見る限り、性能面を維持しつつ、「本体デザインとサイズ」が変更されている印象です。
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本体デザインと測定方法の変更点
NEWモデルは、旧モデルに比べて本体の形状が変更されています。具体的な本体寸法を見ると、旧モデルが「38×62×72mm」だったのに対し、NEWモデルは「83×68×60mm(コネクター、キスゴム部含む)」と、数値上は最大寸法が大きくなっています。
これは、NEWモデルの寸法にはコネクターとキスゴム部といった付属品全体が含まれており、旧モデルの数値(本体外寸)とは測定方法が異なるためだと思われます。
安定性が増した?本体重量とキスゴムの数
NEWモデルは旧モデルの約245gから約260gへと若干重量が増しました。さらに、キスゴムの数が旧モデルの3個から4個に増えた点も重要です。
ポンプ性能はそのまま!安心のスペック維持
「エーハイム コンパクトオン 300 NEW」は、スペックを見る限り、モデルチェンジ後も、ポンプの核となる性能と消費電力は旧モデルから変わっていません。一方で、本体のサイズと重量は変更されています。
| 項目 | 旧モデル (300) | NEWモデル (300 NEW) |
| 本体寸法 | 38×62×72mm | 83×68×60mm(コネクター、キスゴム部含む) |
| 本体重量 | 約245g | 約260g |
| 定格消費電力 (50Hz/60Hz) | 6W / 7W | 6W / 7W |
| ポンプ性能 (50Hz/60Hz) | 170〜300ℓ/h / 170〜350ℓ/h | 170〜300ℓ/h / 170〜350ℓ/h |
| 最大揚程 (50Hz/60Hz) | 0.6m / 0.64m | 0.6m / 0.64m |
| ホース径(排水) | 12/16mm | 12/16mm |
流量や最大揚程が維持されているため、これまでコンパクトオン 300を使っていた方がNEWモデルに替えても、同じ感覚で水流調整やろ過システムの一部として利用できそうです。
NEWモデルの変更点と購入時のチェックリスト
旧モデルが終売となった現在、水中ポンプを選ぶ際は実質的にNEWモデル一択となります。NEWモデルを選ぶ際は、旧モデルからの変更点をご自身の水槽環境に照らし合わせて確認することが重要です。
【NEWモデルの主な変更点】
- キスゴムが4個に増加: 付属品として付いてくるキスゴムの数が、旧モデルの3個から4個に変更されています。
- 本体寸法と形状の変更: 付属部品を含めた寸法が83×68×60mmとなりました。
- ポンプ性能は維持: 流量や揚程といったポンプの基本性能は、旧モデルと同じスペックが維持されています。
【購入時のチェックリスト】
- 周波数の確認: 必ずご自宅の地域に合った周波数(50Hz/東日本、60Hz/西日本)を選んでください。
- 設置場所の寸法確認: 本体寸法が細かく変更されているため、古い設置スペースにギリギリで収めていた場合は、事前にサイズ(83×68×60mm)を確認しておくと安心です。
まとめ:コンパクトオン NEWは「進化し、安定した定番」
「エーハイム コンパクトオン 300 NEW」と旧モデルの違いを仕様から考えると、持つ信頼性の高いポンプ性能とはそのままに、本体のサイズや形状が変わっているようです。
いずれにしても、信頼のエーハイム商品は、アクアリストにとって選択肢の一つです。
