テトラのオートワンタッチフィルター「AT-20」と「AT-30」は、小型水槽のろ過装置として非常に人気が高い定番モデルです。
しかし、この2つのモデル、見た目も名前も似ているため、「結局何が違うの?」「自分の水槽にはどちらを選べば良いの?」と悩む方が多くいらっしゃいます。
この悩みを解決せずに購入してしまうと後悔につながりかねません。
本記事では、AT-20とAT-30の決定的な違いを明確にし、あなたの水槽環境に最適な一台を選ぶためのヒントを提供します。
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【テトラ AT-20 AT-30の違い】小型水槽用フィルターの決定版!失敗しない選び方
AT-20とAT-30は、どちらも水槽のフチに引っ掛けるだけで使える外掛け式フィルターの代名詞です。
ろ材の交換が簡単なバイオバッグJr.を採用しており、手軽に高いろ過能力を発揮できるのが共通のメリットです。
AT-20の基本性能とメリット:コンパクトさと静音性
テトラ オートワンタッチフィルター AT-20は、15cm〜32cm水槽用に最適な設計がされています。
その最大のメリットは、設置場所を選ばないコンパクトさと、その小さなサイズからくる静音性の高さです。
- 適合水槽: 15cm〜32cm水槽用
- 本体サイズ: 幅11.0cm × 奥行き9.0cm × 高さ17.0cm
- 本体重量: 約360g
AT-30の基本性能とメリット:余裕のあるろ過能力で安心
テトラ オートワンタッチフィルター AT-30は、AT-20よりも一回り大きな水槽に対応するための余裕のあるろ過能力を持っています。
小型水槽の中でも、少し大きめの水槽で、より安定した水質を維持したい場合に選択すべきモデルです。
- 適合水槽: 20cm〜36cm水槽用
- 本体サイズ: 幅12.5cm × 奥行き9.5cm × 高さ19.0cm
- 本体重量: 約420g
最も重要な違いは「対応水槽サイズと流量」:スペック比較表で確認
AT-20とAT-30の最大の違いは、ずばり「適合水槽サイズ」です。この性能差が、どちらのモデルを選ぶかの決定的な基準となります。
項目 | テトラ AT-20 | テトラ AT-30 |
---|---|---|
対応水槽サイズ | 15cm〜32cm水槽用 | 20cm〜36cm水槽用 |
本体サイズ(約) | 11.0×9.0×17.0cm | 12.5×9.5×19.0cm |
本体重量(約) | 約360g | 約420g |
使用ろ材 | バイオバッグJr. | バイオバッグJr. |
結局どちらを選ぶべき?最適なフィルター選びの決定打
あなたの水槽に最適なフィルターを選ぶための判断基準は以下の通りです。
- 水槽の容量で選ぶ
- 将来の生体の数で選ぶ
- 本体のサイズで選ぶ
まとめ:迷ったら「少し大きい方」を選ぶのが安心
テトラ AT-20とAT-30の最大の違いは、対応する水槽のサイズです。
購入を検討する際、もしあなたの水槽が10L程度の境界線上にあり、AT-20かAT-30かで迷っているのなら、AT-30(余裕のあるろ過能力)を選ぶことを強くお勧めします。
ろ過能力は、水槽の安定性に直結する最も重要な要素です。AT-30は能力に余裕がある分、水質が安定しやすく、初心者の方でも管理が容易になります。
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